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情熱が育む未来のアスリートたち – バレーボール指導者 小田さんの物語

今回は、長年にわたりバレーボールの指導に携わってきた小田さんと、その指導を受ける子どもたちの声をお届けします。
二人のキャプテンが語る、バレーボールとの出会い
6年生のキャプテンは、1年生の冬にバレーボールと出会いました。「体験会のチラシを学校でもらって、母に誘われて行ってみたんです。高学年の子のアタックがめちゃくちゃかっこよくて、私もやってみたいと思いました」と、初心を懐かしそうに語ります。
5年生のキャプテンも同じく1年生の終わり頃が転機でした。「お母さんから『学校に入って、体力不足だろうから、バレーボールの体験行ってみない?』と誘われて。行ってみたら楽しくて、そのまま入団しました」と笑顔で話します。

小田コーチの指導から学ぶもの
6年生キャプテンは小田さんについて「いろいろな楽しいトレーニングを考えてくれる先生」。
「サーブやブロックのアドバイスが的確で、その通りにやったらめっちゃ決まったんです」と目を輝かせます。ただし「チームの調子が悪い時のベンチでの表情は怖い」と、厳しさも感じるようです。
一方、5年生キャプテンは「優しくて、すごくわかりやすく説明してくれる」と話します。

練習での挑戦と成長
3人レシーブの練習について、6年生キャプテンは「自分の少し前に低いボールを続けて出される時や、センターから左右後ろにボールを出されて追いかける時が辛いけど、楽しいんです。小田さんの3人レシーブが好きだから、いつも一番に入るようにしています」と意欲的です。
5年生キャプテンは練習試合での経験を語ります。「自分のミスが続いた時や、あと1点で負けちゃう、という大事な時に自分のミスで負けた時は悔しいし辛いです。周りがふざけるのも嫌なんです」と、真剣な思いを見せます。

それぞれの描く未来
「中学生でもクラブチームに入って、もっと強くなりたい」と力強く語る6年生キャプテン。一方、5年生キャプテンは「将来は、思いやりを大切にしていく人でありたい。自分のまわりの人たちへの思いやりを持って、人との関わりを大切にしていきたいです。絵を描くのが大好きだから、イラストレーターになりたいです」と、バレーボールを通じて育んだ価値観を話してくれました。
小田さんが歩んだバレーボールの道
小田さんのバレーボール歴は小学4年生から始まりました。「担任の先生がバレー部の顧問で、言われるがまま始めました」と振り返ります。高校時代は強豪チームで東三河を制覇し、大学ではインカレでベスト16まで進出。「ほぼバレーばかりやっていました」。
指導者としての新たな挑戦
指導者としての道は、娘がバレーボールを始めたことがきっかけ。地元の強豪チームで全国大会を経験したことから、指導に携わるようになりました。その後、小学生から高校生まで幅広い年代を指導し、すでに12年以上が経過しています。
「当初は鬼コーチでしたが、今は選手の自主性を重視するコーチングに変わってきています」と語る小田さん。会社でのマネジメント経験を活かしながら、新しい指導法にも挑戦を続けています。仕事とは異なるコミュニティでの出会いも増え、バレーボールを通じた繋がりは、退職後の生活も豊かにしてくれそうだと期待を寄せています。
「体育館にいるだけでも良い運動になりますし、何より選手たちの成長が楽しみ。動ける限り続けていきたいですね」。そう語る表情からは、バレーボールへの変わらぬ愛情が伝わってきました。
次回も、エクサースの魅力的な仲間たちをご紹介していきます。お楽しみに!
